MGHで見た!

こんにちは、HMS派遣生のきむです。ボストンは5月に入ってようやく暖かくなってきました。

私は2ヶ月ともMassachusetts General Hospital、通称MGHで実習しています。ボストンでの生活も折り返し地点というところで、今回はMGHの実習で印象的だったことを書きたいと思います。気楽に読んでください☆

1.病院内を犬が歩いている

といってもペットではなく、Pet Therapyという治療のためのボランティア犬です。Pet Therapyとは患者さんに犬と触れ合ってもらうことで、入院中のストレスを軽減しようという試みです。わんこ達は患者さんだけでなく、医療スタッフの心も癒してくれます。


2.通訳が常に待機している

アメリカは多人種国家なだけあって、患者さんの人種・母国語も様々です。英語でのコミュニケーションが不安な患者さんのために、外来ではいつでも電話のスピーカーフォンで通訳を介して診察をうけることができます。
「君も使ってみる?」といわれて私も一度スペイン語が母国語の人の問診に通訳を介してトライしました。ただでさえ英語の電話苦手なのに…と不安でしたがなんとか患者さんには伝わったようでよかったです。

3.LGBTのサポート
アメリカはセクシャルマイノリティに対する認識が高く、病院でもその文化が見られます。MGHのカルテにはSex(身体的な性別)とGender Identity(患者さん自身が認識している性別)を両方記入します。また入院中のトランスジェンダーの患者さん(女性として生まれたけれど、男性として生活している)を、スタッフがみなSheではなくHeと呼んでいたことが印象的でした。

一か月の実習でも、毎日いろいろな発見があってとても面白いです。次のローテは外科系なので、また違った側面をお届けできると思います♪
MGH近くにあるPublic Garden、チューリップがたくさん咲いてます





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