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5月, 2019の投稿を表示しています

もうすぐ終了!

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初めまして、HMS派遣生のリンダです。 ブログ書かなきゃな~まだ満を持してないな~と思っている間にあっという間に帰国が迫ってきてしまいました。 ローテートした科は、 4月 Pediatric Rehabilitation (Spaulding Rehabilitation Hospital) 5月 Pediatric Neurology (Massachusetts General Hospital) です。 Spaulding Rehabilitation Hospitalは他の病院群から離れた場所にある病院で、まさかそんな場所に病院があるとは夢にも思わずテキトーに申し込んでしまったので、科の希望順位を出す際にはどこの病院なのかを調べたほうが良いみたいですね笑 とはいえMGHからシャトルバスが出ていて特に困ることは無かったので、将来リハビリや小児科全般に興味がある人は行ってみると術後や長期入院後のリハビリの様子が分かって面白いです。 ゆるゆるな科なので、毎日8時に行ってほどよくカルテを書いてPT,OT,SLPのリハビリの様子を見学したりご家族との話し合いに参加したりして、16時にはまた明日~と言って帰る感じでした。 おすすめポイントとしては海沿いの病院なので眺めが最高だということと、カフェテリアがとても美味しくて特にチーズバーガーが絶品ということです。あとは普段リハビリ転院でいなくなる患者さんたちがその後どのように家に帰っていくのかが分かって、リハビリ専門職の方々への尊敬がより深まることにもつながるかもしれません。リハビリすると本当に身体って動くようになるんだな、というのが一か月いた感想です。 第一希望にする科では無いと思いますが、もしもう少し欄を埋めておきたいなーと思うことがあれば書いてみてください。悪い科ではないです! Pediatric Neurologyの方が個人的にはかなりおすすめで、良い点としては ①OutpatientとInpatientが2週間ずつに分かれている ②Residentの部屋に居場所があるので、質問しやすくカンファにも一緒に連れて行ってもらえる(MGHはかなり広いので結構迷います) ③しっかりサポート付きで患者さんを持たせてもらったりコンサルを任せてもらえたりする ④毎日カンファで美味しいお昼ご飯が出

INSTAGRAMMABLE

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こんにちは。キャンベラでの生活も最終週になりました。 日曜から金曜まで、毎日がfarewell partyです(笑) うれしい。。。 ところで、オーストラリアに来て初めて覚えた英単語があります。 「 INSTAGRAMMABLE 」!!! 俗に言う 「インスタ映え」 です! オーストラリアで撮った写真の中で個人的“ instagrammable ” 10 選を共有しておきます。 少しでもオーストラリアの魅力が伝わればと思います! (私の写真のスキルには目をつぶってください笑) 1. Space kitchen @Canberra ケーキの色が結構やばい。まさにインスタ映えスポット! 人気なお店なのでブランチの時間に行くのがオススメ。その他の料理もとってもおいしい! 2. Koala @Taronga zoo 初めてこんなに近くでコアラを見られました。ふさふさで、かわいい。。。 課金した甲斐があった。 3. Bondi beach @Sydney 1か月ぶりの海w シドニーはキャンベラに比べると温かいので、秋でもまだまだ泳いでいる人はたくさんいます。私は泳いでませんが。 4. lake @Canberra 何を隠そう、キャンベラは内陸に存在し、海に面していません。そして人工的に作られた湖が市内に存在します。湖はとっても広いですが、その周辺をお散歩やサイクリングするとすごく心地よいのでオススメ。 5. Opera house and Harbour brige @Sydney シドニーのアイコンと言えばこの二つ。ホテルから見た花火。 朝焼けも素敵だったなあ。 6. Ayer’s Rock sunset @Ululu 移動にかなり時間がかかりましたが , 行く価値はありま した。自然の偉大さを改めて実感。ちなみに朝焼けの時間帯は 0 ℃でした。。。震えた。 7. Just around the Canberra Hospital  @Canberra ちょうど紅葉シーズンで見頃です。 実習後にお散歩したり

ボストンでラーメンが食べたいあなたへ

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こんにちは、mgh移植外科をローテ中のこじこじです。 ボストンでラーメンを食べたくなったときに役に立つブログを書きたいと思います。5件紹介します。値段は15ドル前後で全体的に少しお高めです。 ①SANTOUKA-Backbay @Backbay Jalapeño Ramen これでもかと言うくらいに唐辛子を乗せたあっさり系ラーメン。普通のラーメンもあります。アクセスが良くいつみても並んでますが、1人だと早いです。麺が細くて上品な感じで、現地の人はデートにも使うらしいです。消化器と辛さに自信のある方はぜひ。 ②Ganko Ittetsu Ramen @Coolidge Corner Shoyu Ramen 現地に住む友人にオススメされていった醤油系ラーメン。某オフィスに門前払いされた帰りに食べたので沁みました。醤油を頼んだはずなのに色がが味噌っぽくて焦りましたが、汁完するほど美味しかったです。平日の昼間だったので待たずには入れましたが満席だったので休日は並ぶかもしれません。 ③Boston Commonsで食べたラーメン @Boston Commons Special ボストンコモンズという大きな公園で日本祭をしていたときに「へいへいーデリシャスラーメン」という怪しい英語で勧誘されて並んだ屋台。期待を裏切らない日本のとんこつラーメンでした、来年以降も食べられるかは分かりません。日本祭は楽しいのでオススメしておきます。 ④Yume wo Katare @Porter Regular 入店時「Welcome to Yume wo Katare, we do serve ramen but we want you to share your dreams.」 待機時「Delicious Garlic?」 完食時「You did a great job! \Great Job!/」 退店時 「My dream is ....(夢を語る)」が自然な流れで起こる二郎インスパイア。 情報量が多過ぎて困っている方、僕も困りました。日本であまり二郎系を食べないからわからないですが、1食で1日分のカロリーが取れて翌日若干もたれます。もちろん完食。現金のみです。 ⑤Totto Ramen @Allston Chicken Paitan +

Massachusetts General Hospital, Gynecologic Oncology and Pathology

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こんにちは、HMS派遣生のきむです。投稿頻度高めです(笑) 5月はMGHのGynecologic Oncology and Pathologyというローテに参加しています。OB/GYN(産婦人科)のうち、婦人科の腫瘍(子宮体がん、子宮頸がん、卵巣がん)を診る科です。その中で手術2週間、外来1週間、病理1週間と異なる業務が割り振られています。 手術の週の1日の流れをご紹介します。 5:30 病院到着、担当患者のプレゼン準備 6:00-7:00 Morning rounds 担当患者についてプレゼン 朝がとにかく早い…。 Morning roundsで担当患者の状態を指導医に報告し、その日のプランを立てます。術後の患者さんなら痛み止めが十分か、食上げはいつからするか、尿道カテーテルをいつ抜くかなどなど、多面的に患者さんを評価します。 7:00 Teaching, Conferenceなど 7時からは何かしらの集まりがあります。Attendingの先生がレクチャーをしたり、産婦人科全体の講演会があったり、病理の先生と一緒に腫瘍のスライドガラスを見たり…と日によって様々です。 7:45-17:00 手術見学 割り当てられた手術症例を見学します。こちらの手術の特徴としては、とにかく手術件数が多い!婦人科の手術は1件2-3時間と短めな分、30分間隔で一日に3,4件立て続けに手術します。基本的に全ての手術で学生もScrub in(術野に入る)させてもらえます。 MGHでも婦人科腫瘍は腹腔鏡手術で摘出するのが主流です。運がよければ腹腔鏡のカメラや鉗子を持たせてもらえることも。術者の先生によっては「よーし、暇だから解剖クイズでもしよっか♪」となるので術中気が抜けません…。 そして手術の最後の傷の縫合は学生の仕事です。絶望的に不器用、かつ外科をローテして久しい私としてはなかなか苦戦しました…。最近は慣れるために生活のあらゆるひも(靴ひも、スクラブのひも)を外科結びしてます(笑) 18:00 帰宅 という感じでなんとか手術見学の2週間を乗り切りました。かなりのハイパー実習ですが、先生たちは優しいです。MGHでの実習もいよいよ残り2週間、最後まで頑張ります! 土日を使ってナイアガラの滝を観光してきました! 大迫力!

私がオーストラリアに来た理由

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こんにちは、ちぃぼうです! 更新が滞っておりすみません。相変わらずマイペースで、かつ充実した毎日を過ごしております。4週間の呼吸器内科の実習を終えて、現在は General Medicine (総合内科) の実習に参加しております。呼吸器の朝回診で毎朝教授に質問攻めにされていたのが懐かしい……。(とてもお勉強になりました!) ● General Medicine とは 救急科に搬送された患者さんのうち、 social backgrounds が複雑な方、一つと言わず様々な疾患をお持ちの方など、他の科がすすんで引き受けてくれなかった患者さんが主に Gen Med に運ばれてきます。(救急のシステムについては こちらを参考に ) なんでもやさんって感じですね。(現地の先生曰く、 Geriatrics の若いバージョンみたいな感じ) 例えば、アルコール中毒・ IV drug user ・ホームレスの方・刑務所にいる方など、日本の実習ではあまりお目にかからない backgrounds をお持ちの方もいれば、心疾患& COPD &肥満&糖尿病&貧血 .... とたくさんの疾患をかかえる患者さんまで、本当に様々です。いろんな内科系の疾患の復習になるので有り難いです! 朝回診は基本的に毎日 8:30 からです。前にも書きましたがオーストラリアはカルテが未だに 紙ベース なので、回診中誰かが書き留める必要があります。インターンがやらない時はわたしたち学生がその仕事を引き受けます。 Attending の先生と患者さんとの会話を少したりとも聞き漏らさないように集中し、 Issue, Assessment, Plan を急いで書き留めないといけないので、さすがの私も一応キンチョーします。特に私は薬の名前を正しく書くのが苦手なので、手が止まっている時は優しいイケメンの研修医が耳元で教えてくれます。いつもありがとう……。 特に週明けの月曜日などは、朝回診がお昼過ぎまでかかってしまう時もあるので、そんな時はやっぱり コーヒー休憩 を挟みます。どんな時も一息つくことを忘れないようです。 Jacky (医科歯科に elective で来ていた学生)と一緒に回れてうれしい♡ Hudsons coffeeにて 患者数がと

UC San Diego での実習を考えている後輩のみなさんへ

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こんにちは。UC San Diego の Pulmonary Critical Care でのローテーションの7週目が始まったところです。 えーこが Harvard についてのアドバイスを書いていたので、UCSD についても臨床実習を考えている人たちが何か参考にできることを書ければと思います。 実習内容 これまでのブログでも記載したように、UCSDで実習できる科は Pulmonary Critical Care です。これは科を選択できる Harvard や ANU と大きく異なる点です。 Pulmonary Critical Care        - ICU        - Interventional Pulmonology        - Lung Transplant        - Pulmonary Consult        - Cystic Fibrosis        - Sleep Medicine 以上のような Division に分かれています。単純に呼吸器内科と集中治療というわけではありません。私たちはこれまで(7週目現在)Sleep Medicine 以外のチームに参加してきました。ここは詳し目に書きます! ICU ここでは集中治療を要する患者をたくさん見ることができます。主な疾患は肺炎、COPD増悪、心不全、、その他様々な炎症(膵炎、骨髄炎、など)、とこれらに次ぐ敗血症などの内科的に集中治療を要するものを扱います(外傷は Trauma Surgery や Surgical ICU で扱います)。 日本の集中治療と同じで呼吸・血行動態・体液バランス・血液・消化管・神経・内分泌(血糖や甲状腺ホルモン)・栄養状態・・・・など体系的(systematic)に評価していくので、内科的な疾患を病態生理学の観点から幅広く理解しておくことが重要だと改めて思いました。 Interventional Pulmonology ほぼ気管支鏡(=bronchoscopy)の手技ばかりです(気管支を見飽きるほどに…)。ただ気管支鏡にもたくさんの種類があります。馴染みのある BAL や気管組織の生検、気管支の中にエコープロブを入れてエコーガイド下で気管支の外に分布しているリンパ節の生検、狭小化した気管をバル

ハーバードでの実習を考える後輩の皆さんへ

こんにちは!HMS派遣生のえーこです。 今日は、後輩の方々へ、現時点で思いつく限りのアドバイスを書いてみようと思います。 * ハーバード臨床実習での診療科 ハーバード大学に提出するOnline applicationでは、第15希望まで診療科を入力できます。 そのため、10-15希望まで羅列するのが一般的かなと思いますが、 私の一つ上の代の先輩が帰国後、 「一緒の時期に来てたインド人が、2ヶ月いて3つしか希望出してなくて、希望が通ったって言ってた。 だから、数を増やすために行きたくない科を無理に書かなくてもいいと思う。」と教えてくれました。 そのため、私は結局第8希望まで提出して、 第1希望(NICU@Boston Children’s)と、 第3希望(Endocrinology@Beth Israel) が通っています。 日本の学生のようなInternational Studentが応募できる診療科も限られていますし、 (でもなんだかんだ病院が多いので、興味に近いものが存在する気も) 通った診療科が、私の場合人気な病院(おそらくMGHとBrigham)でなかった 他の学生が希望していなかった 最後は運、 など様々な要因があると思うので、結果的にどうなるかは、分かりません。 しかし、行きたくない/よくわからない というところは、アンマッチを恐れて無理に希望する必要はないかもしれないです。楽観的に言えば、ですが! 他のHMSに来ている人や先輩にも、聞いてみてくださいね! * 病院での英語 秋から始まるFOCUSを継続しましょう。 FOCUSがまず、最初ひっくり返るのではないかと思うくらい私には難しかったですが、 皆さんも問診→身体診察が一通りできるようになります。 こちらの病院で、コンサルを受けたり、外来診療の予診を取ったり、プレゼンをしたり、カルテを書いたりする際に、 まあある程度はなんとかなるかも…という気分になれると思います。 初日や1週間くらいは大変ですし、今でも先生も患者さんも怖いですが(*´ω`*)笑 頑張ってくださいね。 * 病院 行った経験がないと、何がなんだかわからないはずなので、今のところの印象を簡単に紹介します。 大きな病院が4つあります。  海に近いところにMGHがあり、それ以外の3つはほんとうに隣同士。  ー MGH :

ANU後半組〜初留学〜

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こんにちはー! ANU(オーストラリア国立大学)Canberra Hospitalの後半組の柏木です。 一つ目のローテのGeriatrics(老年病内科)が もう最終週を迎えてしまいました… 同じくANUに留学中の他の二人の投稿を見れば、 オーストラリアの温かい雰囲気はお分かりになると思います。 ただ、異なる科を回っている上、私に関しては初めての留学なので、 何かしら違うことがお伝えできたら、と思います(*^^*) 大まかな1日のスケジュール 8:30からミーティング(各患者さんについて、関わっているスタッフ間で情報共有)、 終わり次第回診(〜11:30ごろ)、 お昼、 その後は色々 という流れでした。情報皆無ですね、すいません 日によってはお昼ご飯が出るレクチャーやミーティングがあったり、 (結構美味しかったです笑) 回診後にそのままお昼ご飯かコーヒーをご馳走してくださったり、 その後の色々に関しては、 ・先生が患者さんの検査結果を伝えに行くのについて行く ・問診や身体所見を取る ・プレゼンを見ていただく(週1〜3回) ・ANUの学生のプレゼンを見に行く ・授業を一緒に受ける ・採血や予防接種などのお手伝い ・MMSEをやってみる など本当に色々でした。 一緒に回ったANUの学生さんたちが とても賢く、優しかったおかげで、 彼女たちから色々と学ぶことができました。 Joy、Shinありがとう。 患者さんについて 特徴としては ・80歳以上 ・一つの科では扱いきれない複数の問題を持つ方 医科歯科で老年を回っていないため比較しにくいのですが、 糖尿病の既往がある患者さんの多さは似た感じだと思います。 転倒、息切れ、腹痛、胸痛、認知症、感染、、 などなど様々な理由で入院されていました。 個人的には はじめの一週間→会話のスピードや十人十色の癖について行けず焦る 二週間目→伝えたいことが言葉にできず焦る 三週目→耳が慣れてきたものの勉強不足に焦る と波乱万丈に過ごしてきたので、 最終週と次のローテの消化器内科での目標は、 焦りを感じたことを一つ一つ解消できたらなと 思っております。 この投稿おもしろさゼロだな… 長くなってしまいました。また二つ目が始まったら投稿し