Massachusetts General Hospital, Gynecologic Oncology and Pathology

こんにちは、HMS派遣生のきむです。投稿頻度高めです(笑)
5月はMGHのGynecologic Oncology and Pathologyというローテに参加しています。OB/GYN(産婦人科)のうち、婦人科の腫瘍(子宮体がん、子宮頸がん、卵巣がん)を診る科です。その中で手術2週間、外来1週間、病理1週間と異なる業務が割り振られています。


手術の週の1日の流れをご紹介します。

5:30 病院到着、担当患者のプレゼン準備
6:00-7:00 Morning rounds 担当患者についてプレゼン
朝がとにかく早い…。
Morning roundsで担当患者の状態を指導医に報告し、その日のプランを立てます。術後の患者さんなら痛み止めが十分か、食上げはいつからするか、尿道カテーテルをいつ抜くかなどなど、多面的に患者さんを評価します。

7:00 Teaching, Conferenceなど
7時からは何かしらの集まりがあります。Attendingの先生がレクチャーをしたり、産婦人科全体の講演会があったり、病理の先生と一緒に腫瘍のスライドガラスを見たり…と日によって様々です。

7:45-17:00 手術見学
割り当てられた手術症例を見学します。こちらの手術の特徴としては、とにかく手術件数が多い!婦人科の手術は1件2-3時間と短めな分、30分間隔で一日に3,4件立て続けに手術します。基本的に全ての手術で学生もScrub in(術野に入る)させてもらえます。

MGHでも婦人科腫瘍は腹腔鏡手術で摘出するのが主流です。運がよければ腹腔鏡のカメラや鉗子を持たせてもらえることも。術者の先生によっては「よーし、暇だから解剖クイズでもしよっか♪」となるので術中気が抜けません…。

そして手術の最後の傷の縫合は学生の仕事です。絶望的に不器用、かつ外科をローテして久しい私としてはなかなか苦戦しました…。最近は慣れるために生活のあらゆるひも(靴ひも、スクラブのひも)を外科結びしてます(笑)

18:00 帰宅

という感じでなんとか手術見学の2週間を乗り切りました。かなりのハイパー実習ですが、先生たちは優しいです。MGHでの実習もいよいよ残り2週間、最後まで頑張ります!
土日を使ってナイアガラの滝を観光してきました!
大迫力!


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